遺産である不動産の売却から遺産分割協議書の締結までを約4ヶ月で行った事例【相続解決事例⑥】

・キーワード 

遺産分割協議、示談交渉、遺産分割協議書作成、不動産売却

・ご相談内容 

ご依頼者は、相手方から遺産分割を求められた側です。

お母様が亡くなった後、ご依頼者の唯一の兄妹(相手方)が弁護士に依頼をして、遺産の調査中であること及び遺産分割協議を申し出てきました。

ご依頼者夫婦は、長年、お母様の自宅近隣に居住し、面倒を見てきたにもかかわらず、そのお礼が無く、弁護士を入れて権利主張する相手方の対応を悲しみ、当事務所にご依頼されました。

ご依頼者は、お身体の関係上、早期の解決を希望されていました。

・当事務所の対応及び結果 

弁護士受任後、速やかに相手方代理人に遺産目録及びお母様の債務、ご依頼者の立替金を通知し、不動産についても売却の意思があること及びその目途をお知らせしました。

遺産分割協議書の締結に先んじて、受任から約二ヶ月で不動産を売却し、法定相続分で分配しました。

不動産以外の遺産について、相手方は被相続人の医療費等多額の負担をした事を主張しましたが、当該立替金について、こちらは一切認めませんでした。

その後、ご依頼者が負担していた葬儀費用のみを控除した遺産を法定相続分で分配する内容で遺産分割協議書の締結がなされました。

ご依頼者の希望に従い、受任からおよそ4ヶ月での早期解決となりました。

・コメント 

当初より、早期解決を希望されていたこと、相手方との直接連絡を避けるための弁護士受任であったことから、ご依頼者の意向を第一優先に考え、通常であれば半年から1年かかる不動産の売却、交渉によっては調停にもなる可能性のあった遺産分割協議を早期に解決する事ができました。

当事務所においては、ご依頼者の希望を第一優先に交渉を進めますので、このような早期解決が図れたと考えております。

※特定できない程度に内容をぼかしています。

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