遺産分割において、相続財産を確保した上で、1億円以上を獲得した事例【相続解決事例③】

・キーワード

遺産分割、相続財産の管理、遺産分割調停

・ご相談内容

ご依頼者のお父様が亡くなった後、ご依頼者とは別の相続人(相手方)が代表して相続財産の換価(現金化)を進めていましたが、相手方が考える遺産の分配方法が公平性を欠くように思われたため、当事務所に依頼されました。

・当事務所の対応及び結果

相談に来られた時点で、相続不動産の売却を控えており、相手方は売買代金全部を管理するつもりでしたが、多額の売買代金を管理していることを利用し、遺産分割協議を有利に進めようとすることが懸念されました。

これに対して、当事務所は、相手方の他に、相続不動産の買主や仲介業者を交えて交渉し、売買代金の管理をご依頼者がする旨の合意を成立させました。

その後、じっくりと遺産分割調停に取り組み、当方の主張通りの金額で調停を成立させ、1億円以上を獲得して解決に至りました。

・コメント

相手方は紛争になる前の早い段階で弁護士を就けていたため、後から弁護士を就けることになったご依頼者は、非常に不安がっておられました。

当事務所では、ご依頼者に対して、当事務所の交渉の意図や経過を丁寧に説明し、遺産分割調停に取り組むための足場を固め、最終的には当方の希望に沿う解決が得られた案件でした。

やはり、相手方に弁護士が就いている場合には、ご自身も弁護士を就けないと太刀打ちできないものです。そのような場合には、速やかに弁護士に依頼して頂いた方がよいと考えております。

※特定できない程度に内容をぼかしています。

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